Fallout: New Vegas 09 後戻りの出来ない場所へ

カジノで鉛玉ルーレット

 NCRの女性大佐に英雄と煽てられ、他派閥との関係を結ぶ雑用をさせられていた前回だが、今回は更に雑務をさせられることになった。ストリップ地区にあるゴモラというカジノを経営している、オルメタというグループについて調査をしなければならないわけである。

 早速ゴモラへと向かい、受付にいる女性から情報を得る。黒くて怪しいビジネスに手を染めていることは間違いないらしいが、内容については知らないとのこと。それを知るにはカチーノなる人物を探す必要があるようだ。

 しかしこのカチーノという男、誰に聞いても「カチーノの話はするな」とか「あっちいけ!」と煙たがれるばかり。どうも好かれていないどころではなく、話に出すことすら躊躇われる存在のようだ。多くの人が似たようなことを言うので弱っていたが、レディキラーのPerkで女性ダンサーに居場所を聞き出すことができた。なんでもブリムストーン、つまりゴモラの地下フロアに行けば会えるとのことである。

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娼婦ジョアンナ
 ただ、その情報を聞いたのがブリムストーンにいた時なのである。いくら待ってみようともカチーノとやらはやってこない。仕方なくあたりをブラブラしていると、中庭でジョアンナに遭遇した。

 なんだか知っている風な口ぶりをするのでカチーノの居場所を知っているのかと思いきや、「欲望の声に従ってジョアンナの腕の中で導かれなさい」という訳のわからないこと、いや、わかるといえばわかるのだが、求めていない話をし始める。どうも単なる娼婦のようだ。

 しかし彼女、なんだか具合が悪そうなのである。そのことを指摘すると、部屋で話を聞いて欲しいと言われた。とりあえずついて行くことに。

 彼女は部屋でカチーノの話をしてくれた。ヤツのすることといえばひどいもので、詐欺や強請は朝飯前、オメルタの掟を破りまくっている上に、殺したくなるほど残虐な行いをしているようだ。ジョアンナも被害者の一人であり、形容しがたい行為をさせられたせいで薬に頼るほかなく、その副作用でもはや感覚すらなくなってしまったようだ。なるほど、皆が嫌がる気持ちもわかる。

 そんな非道なヤツである為に、ジョアンナの恋人がカチーノに仕組まれてどこかに飛ばされてしまったそうな。何でもするからその彼氏を探してくれ、と、別クエストが発生したのである。……って、ぜんぜん関係ない話ではないか。とはいえ、なんでも報酬にベッドで一緒に寝てくれるとかなので、ウッカリ仕事を請けてしまったのだが。

 ちなみにこのベッドシーンだが、さすがに家庭用ゲーム機だけあって喘ぎ声がちょっと聞こえるだけである。なんだか『Fable』のベッドシーンを思い出した。しかし、ベロニカを連れている状態でこんなことをして大丈夫だったのだろうか……。

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ロクでもないとうわさのカチーノ
 まったく関係ない仕事を請けてホクホクしていたところで、ようやくカチーノに遭遇。話をした瞬間に、「こっちのことを嗅ぎまわるのはもうやめろ」と喧嘩腰である。もとより期待はしていなかったが、やはりチンピラだ。

 ゴモラの連中が何を企んでいるのか問うも、さすがに答えてくれるわけがない。とにかく何か弱みを握ってしゃべらせようと、ヤツの目を盗んでポケットから日誌をスッてやる。その内容はひどいもので、兵器や麻薬取引、ジョアンナなどの奴隷たちに対する性的体験について雄弁に語っているものなのだから、いやはや。まァ、読まれることを想定していないであろう個人的な日誌なので当然なのかもしれないが、にしても非道だ。

 これを本人に見せ付けるとさすがに動揺し、こちらを買収しようとしてきた。あまり関心しない話だが、とにかく今はオメルタが何をしているか知る必要があるのだ。とにかく情報をよこすように言うと、なんでもオメルタのボスであるビッグ・サルとその右腕のネロは、武器を密輸入してリージョンに横流ししているとの証言を得られた。ウーム、これは厄介な話である。

 一体このストリップ地区にどうやって武器を持ち込んでいるかといえば、トロイクなる武器商人を脅して行っているようだ。無実の殺人罪を着せて強請っているとのことなので、ボスにキャップを握らせてその契約を破棄させる。続いて、その商人からテルミット(焼夷弾の材料のようなもの)なるものを貰い、地下にあった武器を破壊してやった。これで武器がどこかへ横流しされることはなくなっただろう。

 さて、これで仕事が終わった……と思いきや、カチーノからボスを殺せと命令された。そして、カチーノがグループを経営するとのことである。コイツもまともなヤツではないのでまったくもって気が進まないのだが、Speechのスキルが足りなくて説得することができず。どうにも言うことを聞かねばならないらしい、というところでボスの下へ行くはずのカチーノが動かなくなり、クエストが進まなくなるというバグが発生。頭を抱えて叫んだ。

 そんなわけでこのクエストを最初からやり直し、ため息混じりに同じところまで進めた。はっきりいってこのゲーム、かろうじてXbox360で挙動しているという感じだ。ホントにモウ。

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漁夫の利というか
 面倒な上に気が進まない殺人をしなければならないわけで、気分は最低調。仕方なく手を汚そうとしたところ、なんとボスの部屋に入る前にカチーノが勝手に扉を閉め、撃ち合いをはじめてしまった。2対1だったせいか、カチーノは死亡。そのまま敵対したボスを殺して、気がつけば全員お陀仏。「あっ、なんだかしらないがらっきーなことにぜんいんしんだぞ!」と棒読みしながらクエストクリアと相成った。

 今度こそ本当に仕事が終わったので、ダムへと逆戻り。大佐に話を聞くと、今度は「Mr.ハウスがNCRとリージョンをぶつけてダムを奪おうとしているので、ハウスを殺せ」という命令を出してきたが、さすがにこの仕事を快諾するわけにはいかず。これを行えば、本格的にNCRのルートに入ってしまうのだろう。しかしあくまでNCRに媚を売るために仕事をしているわけで、この仕事を行うことはできない。

 そんなわけで、ここらで八方美人も年貢の納めということなのだろう。どこの勢力に味方するか悩んだのだが、結局はイエスマンに従って自分でベガスを統治することにした。結局、Mr.ハウスもNCRもどっこいどっこいなのだ。Mr.ハウスは自分のベガスを育てることが好きなだけであるし、NCRはまともではあるものの領土を得ることばかりに執心している。となれば、モハビ・ウェイストランドをどちらかに渡すわけにはいかず、むしろ僕が参戦して統治してやればいいのだ。

シーザーとMr.ハウスの脱落

 イエスマンに従って自身が統治者になることを決めたのはいいものの、とにかくプラチナチップを取り返さなければならないのである。敵対視されてしまったシーザーリージョンのところ行かねばならないというのは、気が重い。

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死体を剥げ!
 実際連中のアジドに行こうとすると、敵対しているので攻撃を仕掛けてくる。とはいえ、こうなっても安心できるシステムが今作にはあるのだ。それは、変装システム。連中の服装を奪って着れば、敵対していてもコロッと騙されて友好状態になってくれるのだ。

 しかし中に入れたとはいえ、周りは敵だらけ。とりあえずプラチナチップを持ってると思われるカーソル・ルーカルアスをスニーキングで殺して奪おうとした……のだが、こいつがチップを取ったはずなのに持ってない! どうも持っているのはリーダーであるシーザーのようで、つまり、リージョンを全滅させなければいけないようだ。

 こっそりシーザーの下に行くと、変装を見破られて問答無用で敵対視されてぶっ殺された。連中は爆殺フィストなる、その名の通り爆発が起こる武器を持っており厄介なのなんの。こうなると、ちまちまと全員暗殺する他ないのだろうか。予想していたことだが、本当に骨が折れる……。しかも、やられた瞬間にまたもやフリーズ。喉の奥から腸が飛び出して競うなストレスを受けた。

 そんなわけでリージョン虐殺劇場の開始である。殺して逃げるというセコい真似を何度もしていると、一度別のマップに切り替えれば変装がまた有効になることに気づいた。つまり、殺人をしても本拠地から一度出入りするだけで相手の敵対心がなくなるのだ。つまり、こうやってチマチマ殺していけば安全に全員を殺せる……ってアホか! この勢力に応じた服を着ればバレないという変装システム、なんともマヌケ極まりない……。しかし、今の戦力ではこれに頼るほか無く、結局、この手段で相手を殲滅していった。

 それにしてもこの変装システム、どうもバグが多いようだ。殺しまくっているといきなり立場が悪党から中立になったり、攻撃して敵対されたかと思いきやすぐに友好に戻ったり、なんとも怪しい挙動ばかり繰り返す。まったくもってどうしようもない話だ。

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さらばリージョン!
 何度もマップの往復を繰り返し、ようやくシーザーとの一騎打ちになった。こうなればもはや敵ではなく、ハンティングライフルのヘッドショットでぶち殺してやった。これでシーザーの装備や、プラチナチップを入手。そして、忘れてはならないベニーの存在だが、こいつもハンティングライフルで頭に銃弾をぶち込んでやった。お前が墓から出てきたらもう一度殺してやるぜ。

 これでリージョンは壊滅状態である。続いては、Mr.ハウスをぶっ殺してやろう。

 ラッキー38へ向かい、進入を許可されていない場所へ強引に入る。セキュリトロンが攻撃してきたが、すべてを無視して奥に走った。

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怪しげな装置
 最奥に存在していたのは、何らかの装置と思わしきもの。このターミナルを動かしてみると、いよいよMr.ハウスに遭遇することができた。

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小汚い老人が登場
 生命維持装置から出てきたのは、ミイラのようなクソジジイであった。確かに生きていることは生きているのだが、ここまでして正に執着するのはなんともみすぼらしい姿。老いとはこうも醜いものなのか。

 表に出されたMr.ハウスは、擦れた声でこちらに敵意を向けてくる。「お前のうぬぼれた計画は失敗するだろう」などと言い出したが、こんなヨボヨボで搾りカスのような老人に何を言われたって問題はない。二百年以上も生きてきていい加減疲れただろうと言いながら、生命維持装置の電源を切ってやった。

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なんだか憎たらしい笑顔
 これでようやくMr.ハウスはいなくなった。イエスマンに頼んでベガスのすべてを手に入れることに成功したが、なんだかこの笑顔が胡散臭い。いつか裏切られそうだ。

 ところで取り返したプラチナチップであるが、これは一体何であったのか。それを見せるために、Mr.ハウスはデモンストレーションを一番下の階で用意していたようだ。早速見に行ってみよう。

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セキュリトロンのテスト施設
 ここではセキュリトロンが武装のテストをしているようだ。はじめこそ、見たことのあるサブマシンガンやレーザーを使っていたのだが、どうもこれから真価を発揮するらしい。そのまま見ているとなんと、セキュリトロンがミサイルランチャーやグレネードまで使えるようになったのだ。

 今までは主要武器の使用を可能とするドライバが入っていなかったそうで、どうしても副次的な武器に頼るしかなかったとのこと。だが、機能を解放するプラチナチップがあれば話は別である。こうなればもはや、セキュリトロンに逆らえるものは多くないだろう。Mr.ハウスはこれでベガスを更に強く統治しようと考えていたのか。

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だまされたなNCRめ
 そして、こうしてNCRを裏切ったせいか、関係が悪化してしまった。とはいえ、今まで恩を売ったお陰か関係が最悪になったわけではないようだ。NCRから悪党扱いされることは避けられて一安心。

セキュリトロンの更なるアップグレード

 プラチナチップのお陰で、ベガス周辺のセキュリトロンはかなり脅威となった。しかし、リージョンの本拠地であるフォートに眠るセキュリトロンは、この恩恵を受けられないそうだ。そのため、またもやフォートに向かってアップグレードをせねばならないとのこと。

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アッサリ殺される
 フォートの連中は皆殺しにしたわけで、問題は何もない。というわけであっさり……と考えていたところ、屋内に潜んでいた連中に殺されてしまいなんとも泣ける。いやお前ら、外で味方が死にまくっているのだから出て来いよ、と悲しい負け惜しみがこだまする。

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地下への扉を開けると謎の奴隷が
 プラチナチップを差し込める場所を発見したので、早速挿入。すると、地下への扉が開いた。更に、中には謎の奴隷が。シーリーなる女性のようだが、一体何なんだこいつは。戦前からここに閉じ込められていたのか? これまたバグのようだが、まったくもって奇妙な体験をしてしまった。

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Vaultを改造した施設
 中は、セキュリトロンだらけのVaultを改造したと思わしき施設であった。奥に行って機械を作動させ、このあたりのセキュリトロンにもドライバをインストールしてやった。

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いざ戦いへ
 これで隠された多数のセキュリトロンが更なる力を手に入れたわけである。Mr.ハウスも死に、シーザーも死んで、僕は多くの兵力を手にした。こうなれば、もはや後戻りはできない。ベガスのすべてを手中に入れなければならないのだ。

○ 「Fallout: New Vegas 10 人は過ちを繰り返す」へ続く
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