ファイナルファンタジーXIII 08 第六章 木洩れ日の逃走

木洩れ日の逃走

 決意を新たにしたホープとライトニングは青い森を抜け、いよいよパルムポルムに到着した。さて、一方逃走することにしたサッズとヴァニラ達は一体どうなっていることやら。

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危機感ゼロ
 その二人はサンレス水郷なる場所に辿り着いたようである。ヴァニラは相変わらず楽しそうな雰囲気で、なぜここに来たかと言えば「いい匂いがしたから」だそうで、花の匂いを嗅いでなんとも楽しそう。逃走中でなければ理解できるものの、しかしこの危機感のなさは何だ。

 花の匂いばかり嗅いでいても仕方ないので、サッズはこれから歓楽都市ノーチラスへ逃げることを提案した。今更ライトニングの元へ戻って協力するわけにもいかず、となればひたすら逃げるのが得策というわけである。

 そんなわけでこの水郷を進むことになったのだが、ここは何だか知らないがボーカルつきの曲が流れる楽しい雰囲気である。周囲も緑だらけで明るく綺麗だし、まったくもって逃避行という雰囲気がない。気分が変わっていいことに違いないのだが、しかしやはり逃げているという感覚が一切なくて妙な気分になることも確か。まァ常に危険だと息も詰まるか。

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サッズの過去を聞く
 そして、野生生物を倒しながら先へ進み、森を抜けることに成功。サッズは眺めのいい場所で何かを思い出しているようだった。それが気になったのか、ヴァニラは彼の過去を聞いてみることにしたのであった。

 そんなサッズが思うのは一人息子であるドッジのこと。奥さんは既に没後なのか離婚したかでいないようで、彼はその子供が大切なようである。こうして下界の使者となってしまえば、息子のことがさぞ不安であろう。

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謎のメガネ女
 そして、またもや花火大会の回想が入る。息子と二人で花火を見に来たサッズであるが、何だか浮かない様子であり、それをドッジが心配するほどであった。さすがに指摘されて元気を、正確に言えば空元気を取り戻したサッズであるが、そこに妙なメガネの女性が登場。この時はまだサッズが使者になっていないはずなので、どうもこの女に関連した悩みがあったのだろう。

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スケイルビーストさんの登場
 さて、イベントを見たのでしばらくは先へと進まねばならないわけだが、ここで意外な情報が入ってくる。今までは順番に強い敵が出てきたが、なんとここで強敵の登場である。こうなると単調さが薄れて喜ばしい。もっとも、戦ってみればこのスケイルビーストは案外倒せるものであったのだから、拍子抜けというかなんというか。この後に出てくるワイバーンのほうがよほど強敵であった。

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あら綺麗な景色
 戦闘面でも単調さをなくそうとしているが、それはグラフィックも同じことで、このゲーム、ちょくちょく景色を変えようとしている意図が見られる。こういうところまで気を配ってくれるのは、さすが大作といったところであろう。

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毎度おなじみ意味深なシーン
 強敵を避けながら山を下り、ここでまたイベントである。二人とも疲れたようで、しばらく休憩するようであった。ヴァニラはひなチョコボに「悩んでるけど夢くらい見てもいいよね」というような意味深なことを言っていた。どうも彼女はこうした独白や独り言が多く、何かをひた隠しにしていることは間違いない様子。

 そして、同時にサッズの過去を更に聞くことが出来た。なぜ彼がこんなことに巻き込まれたかと言えば、息子についての問題が原因のようである。

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巻き込まれたドッジ
 サッズは息子であるドッジと共に、政府の守護者がいる施設を見学に行ったそうだ。しかしそこでひなチョコボを買っている間にはぐれてしまい、その上で事故が起こり、ドッジがそれに巻き込まれてしまったとのことである。

 これは下界の使者が起こした事故だそうで、攻撃されたと勘違いしたクジャタという楽園の守護者が、反射的にドッジを使者としてしまったそうである。これ自体は単なる不幸な話であるが、しかしそこにはなぜかヴァニラのような人物が映っていたのだ。もしかしたら、その事故の犯人とは……。となると、彼女が隠している秘密は……。

 そして、使者になってしまったドッジは下界の力を感じ取れるようになったとかで、政府軍に保護されたようである。つまり、花火大会で会ったあのメガネの女性はPSICOM軍の一人で、二人を見張っていたということなわけだ。息子がそんなことになってしまえば落ち込むことは間違いないだろう。

 そんなサッズは息子を助けようとして、代わりに使命を果たそうとしたのである。とはいえ使命は曖昧でよくわからないため、とにかく下界の遺跡を壊せばいいのではと思いついたそうだ。その結果、自分が下界の使者になってしまったのだから、不幸は続くものである。

 息子自体は戦う力がないのがまだ幸いだが、しかし楽園の使者となれば下界の使者を殺すことが使命かもしれない。そうなればサッズ自身が命を落とさねばならず、かといって使命を果たさないと化け物になってしまうしで、彼は困ってばかりのようであった。まったくもって不幸な身の上である。進退窮まるとはこのことか。

悲劇の発端は

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しかしこんな一般人が触れるところにあっていいのか
 とはいえ、ここで歩みを止めて自殺するわけにもいくまい。更に先へ進むと、天候を変える装置があった。ファンタジーとはいえ、あまりにすごい機械があるものだ。

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雨が降りまくり
 この装置を使うと天候が変化するだけでなく、別の種類のモンスターが出てくるようだ。つまり、強敵を退けたりすることも可能なのだろう。なかなか工夫が効いている。

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油断は禁物
 そんなわけで雨にしたり晴れにしたりしながら、最奥部に到着。寝ているボスモンスターがおり、これをスルーしていこうと思ったところ、予想通り失敗してしまった。なんだか知らないがコメディ調でBGMも楽しそうな雰囲気であった。

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不法侵入か
 ボスを退け、破れたフェンスから駅へと入り込む。ここに来る船にさえ乗れば、歓楽都市ノーチラスへ到着だ。夢の街らしいが、ヴァニラはあまり浮かない顔をしている。

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空気を読む雨
 ホームで船を待っていると、雨が降ってきた。そして、ヴァニラが唐突に「下界が憎い?」と聞く始める。サッズは一体何事かと思いきや、とりあえず無難に答える。昔はそうでもなかったが、こうして当事者になってしまえば喜ぶことはできない、と。

 それを聞いて、ヴァニラは何かを知っているような口ぶりを見せる。そして、泣き出してしまったようで、わざと雨に濡れて涙をごまかした。やはり彼女、この物語において重要な立場にいるようである。

○ 「ファイナルファンタジーXIII 09 第七章 厳戒態勢の街」へ続く
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