『Fallout 4』冒険者の手記 #8「コベナントには何も残らない」

小奇麗で不気味な町

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 ニックの事件を無事解決し、道中で手に入れた資源によって財布も潤った。再びレールロード探しの旅を続けよう……と思っていたところ、立ち寄った「コベナント」という小さな町でトラブルに巻き込まれてしまった。

 この町はキャラバンとの交易もしているようなので、もともとは何か良い武器が置いていないか店を見るだけのつもりであった。しかし、中へ入るには「安全テスト」を受けねばならないというのが妙である。

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 このテストは人間と人造人間を見分けるための質問集らしい。それだけなら警戒心が強いだけの町と言えるし、ある程度の制限をかけることもおかしくはない。また、レモネードらしきものをくれる「ディーザー」というロボットがいたり、奇妙な声のショップ店員「ペニー・フィッツジェラルド」がいたりして面白い場所なのだが、しかしどうも……。

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 妙な違和感を確信に変えてくれたのは、この町にやってきていた「正直者のダン」であった。彼はキャラバンの娘を探してここへ来たそうだが、そのことを人々に聞いてもまったく答えてくれないそうだ。つまり、町ぐるみで何か隠蔽しているのではないかということで、私がそれを手伝うことになってしまう。

 娘と同行していたキャラバンの死体を確認したり聞き込みをしたが、特に進展はない。これでは埒があかないため町のリーダーのパソコンをハッキングしたところ、「コンパウンド」なる場所で何か秘密の研究をしているらしく、キャラバンの娘もそこにいるようだ。

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 さっそくそこへ向かおうとすると、町のリーダーが私を止めに来た。もはや銃を持ち出すのも時間の問題かと思いきや、彼は私を買収しようとしてきたのだ(それもたった100個のキャップで)。妥協の余地はないのかと尋ねたものの、彼はただ「コンパウンドに近づくな」と言うのみ。それで誰が納得するというのか。

「安全テスト」の研究施設

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 下水道に作られているコンパウンドは、思っていた以上に広い研究施設であった。ここでは「安全テスト」で人造人間を見分けるための研究を行っており、そのためにかなり倫理的でない手法を取っていたようである。また、テストの精度はあまり高いものではなく、結局のところ人造人間かを確認するには解剖するしか手立てがないようであり……。

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 さておき、護衛を撃ち殺し最奥部にたどり着くと「Dr.チェンバース」に遭遇する。彼女はかつて、人に扮していた人造人間に家族を殺されてしまった。そのためにインスティチュートや人造人間をひどく憎んでおり、このような研究に励んでいるそうだ。そして、私もそれに協力しろと命令された。

 彼女の境遇には同情するし、私もインスティチュートは憎い。かといって、コベナントの連中が人間を数多く殺したのはどうかしている。「安全テスト」も精度が上がり続けるかはわからないし、彼女たちの状況を見る限りではこれからも研究という名の人殺しを続けることだろう。

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 私はコンソールを操作し、捕まっていたキャラバンの娘を助け出す。そしてダンから報酬をもらうのだが、その際にふと思う。もし彼女が本当に人造人間だったら……? ダンにもそのことを聞いたが、彼は報酬しか目にないマヌケらしい。

 さて、キャラバンの娘は人間かもしれない。人造人間であったとしても、インスティチュートから逃げてきた存在ならば揉め事も起こさないだろう。しかし、もし人々に仇をなす人造人間であったとしたのならば……。

残ったのは死骸

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 なんら確信があったわけではないが、私は彼女の持ち物を覗く。すると、拷問を受け何も持っていないはずの彼女は、どこかに「人造人間の部品」を隠し持っていた。ということは、つまり……。

 そのことを知った瞬間、私が持っていたグレネードが“偶然にも”彼女のポケットの中に転がり込んだ。そしてしばらく経ったのち、出口のほうで爆発音が聞こえる。あとで彼女の親から報酬をもらうダンには不幸な事故が起こったものだ。

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 そして地上に戻ると、コベナントの連中が私を殺そうと襲いかかってくる。はじめこそ撃ち返す気が起きなかったものの、弾丸が頬をかすめて正気を取り戻す。そして、彼らを全員殺した。

 キャラバンの娘の善悪は今のところわからないし、コベナントが町ぐるみで行っていた研究が将来的にどうなったかもわからない。ひとまず、この場所に残ったのは猫とロボットだけである。

○ 『Fallout 4』冒険者の手記 #9「自由への、インスティチュートへの道」
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『Fallout 4』冒険者の手記 #7「人造人間“ニック”」

ホロテープ集めの旅

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 インスティチュートへ向かう前にニックの希望を叶えることにした私は、大悪党「エディー・ウィンター」の居場所を突き止めるためヤツが残したホロテープを探すことになった。そのためには各地にある警察署へ行かねばならない。

 これまで探索していなかった場所へ向かうこと自体は悪いことではないものだ。廃墟からは大量の資材が見つかることもあったし、襲ってくるレイダーを返り討ちにしてサイレンサー付きのライフルを手に入れることもできた。

 しかし、新たな旅は未知なる危機と出会いやすいのも事実である。時には「スワン」なる巨大なスーパーミュータントのような生物と遭遇したり、武装したガンナー集団から必死に逃げ回ることにもなったりした。しかしこのスワンなる生物、白鳥の飾り物を身につけていたようだが一体……。

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 また、南のほうの警察署へ向かう最中には、冷蔵庫に閉じ込められた少年と出会うこともあった。両親の元へ連れて行って欲しいと頼む彼を見ると、つい自分の息子のことを重ねてしまう。結果として彼を守るため奴隷商人と戦ったりと面倒に巻き込まれたが、“旅は道連れ世は情け”というやつである。

エディーの始末

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 さて、10個のホロテープを手に入れニックに渡すと、彼は解析を行いエディーの居場所を突き止めた。ヤツは永遠の命を手に入れるためグールと化し、地下鉄の奥深くにあるシェルターに隠れ出てくる機会を伺っているらしい。

 ニックは居ても立ってもいられない様子であり、レイダーだらけの地下を急いで進んでいく。罠も気にしなければ隠れて進むつもりもないらしく、よほど執着を抱いているようだ。

 そんな無茶をするのも無理はない。ホロテープを集める途中に知ったことだが、エディーはニックの婚約者を間接的に殺したらしい。当然ながら人造人間のニックには直接的に関係のないことだが、記憶を受け継いだ彼にとって重大な事件であることは違いないはずだ。たとえそれが200年前の話だとしても……。

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 シェルターの暗証番号を打ち込み、いよいよエディーと遭遇する。ヤツは200年前の関係者が生きていることを驚くかと思いきや、まったく動じる様子はなかった。それどころかニックをロボットだとさんざんバカにした挙句、銃を構えてくる。そして、戦いは驚くほどあっけなく終わりを迎えた。

人造人間のこころ

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 すべてを終えたニックは建物の外へ、かつてのフィアンセが殺された場所へと向かう。そこで私に、自分の思いを語ってくれた。

 戦前の警察官の記憶を元に作られた人造人間のニックは、過去のしがらみから自由を求めてエディーを始末したがっていた。しかし、それを終えたあと気分が満たされることはなかったという。

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 そして、ニックは“過去の話はすべて今と無関係であった”ことを知る。つまり、過去を清算しようとすることはむしろ過去に囚われているということなのだろう。逆に、今回の行為はただ善行をこなしただけであると解釈することにより、今を生きる自分にとっての自信に繋がると気づいたようだ。

 この荒れ果てた地で正義を遂行し、それを己の存在理由として感じ取る。彼のように、目の前の悲劇に囚われず生きていける人物は、このウェイストランドにどれほど存在するのだろうか。そして、そんな彼の友人として協力できたことを誇りに思う。

○ 『Fallout 4』冒険者の手記 #8「コベナントには何も残らない」
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『Fallout 4』冒険者の手記 #6「レールロードを探して」

人造人間との戦い

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 息子がいるインスティチュートへ入るためには、「インスティチュート・コーサー」のチップが必要である。私はC.I.T.の廃墟へ向かい、コーサーの出す信号を探りはじめた。Pip-Boyが示す場所へと向かって行くと「グリーンテック遺伝学研究所」に辿り着く。

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 ここでコーサーが待ち構えているのかと思いきや、中にはガンナーという連中の死体が転がっていた。なんとヤツらもコーサーを狙っているようで、まさかチップの奪い合いが起きるというのか。襲い掛かってくる生き残りのガンナーたちを殺しつつ、最上階へと急ぐ。

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 とはいえ、心配は不要であった。コーサーは映画の人造人間のようにすべての人間を返り討ちにしており、こちらの不意打ちにもやすやすと耐えてみせる。銃撃戦は長く続き私も死にそうな思いをしたが、.44マグナム弾を使い切るまで連射しなんとか勝つことができた。とはいえ、バレンタインに協力してもらわねば危なかっただろう。

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 コーサーのチップを回収したついでに、捕まっていた人造人間「K1-98」を解放することにした。彼女からはもう少し感謝の言葉を聞けるかと思っていたが、それは私が期待しすぎていたか。

友人のための、そして自分のための回り道

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 ともあれ、こうしてコーサーのチップを手に入れた。Dr.アマリによると、逃げ出した人造人間を助けている「レールロード」という集団がこれを解析できるらしい。そして、彼らの居場所に関するヒントは“自由への道をたどれ”ということだけ……。

 レールロードは奴隷解放を目的に動いているため、おそらくアメリカ史に関連した話なのであろう。とはいえ、具体的にどこへ行けばいいのかわからないため、関係していそうな施設を地道にあたるしかない。

 しかし、レールロードを探す旅路は過酷なものであった。放射能で凶暴化した野生生物が襲ってくるのはともかく、ガンナーから銃弾のプレゼントをもらったり、ミニニュークを抱えたスーパーミュータントと追いかけっこをするのはさんざんだ。焦りは増すばかりだが、体力も装備も徐々に不足していくばかりである。

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 すると、行動を共にしていたバレンタイン……いや、ニックが自分の過去を話してくれた。彼の人格は戦前に生きていた同名の警察官からコピーしたものであり、人造人間の彼が探偵業をしているのもそれに関係している。また、通常なら人造人間は恐れられるものではあるが、人間のニックの記憶があるおかげでなんとか人々に馴染めていると、彼は語ってくれた。

 しかし同時にそれ故の悩みも存在する。彼がニックの人格によって生きているということはつまり、自分が何者かわからなくなるということ。私から見れば既にニックは自分らしさを手に入れているとアドバイスしたが、それでも彼は自我を手に入れるために片付けたいことがあった。それは戦前の大悪党「エディー・ウィンター」を始末したいということである。

 それにしてもなぜ、私がレールロードを探して必死になっている最中にこんな話をするのだろうか? 物事がうまくいかずイラついていた時はそう思ったが、サンクチュアリに戻り一晩眠ったあとに考えを改めた。

 今の私は目先のものばかりに囚われている。インスティチュートに行くのは確かに大事なことだが、しかし銃弾も薬も減ってきており準備は万端ではない。そして息子は一刻も争う危険な状況にいるというわけではないはずであり、焦りすぎるのは却って失敗の原因となる可能性が高いだろう。

 エディー・ウィンターの居場所を突き止めるには、各地に散らばった10個のホロテープを手に入れる必要がある。道のりは楽なものではないだろうが、しかし活動資金を稼ぐには悪くない話のはずだし、途中でレールロードの拠点を見つけられる可能性もある。友人に協力するという回り道こそが、私の近道になるのかもしれない。

○ 『Fallout 4』冒険者の手記 #7「人造人間“ニック”」
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『Fallout 4』冒険者の手記 #5「記憶と輝く海を泳ぐ」

グッドネイバーから記憶の中へ

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 誘拐犯のケロッグを殺してしまい息子への道は途切れたかと思ったが、パイパーとバレンタインに相談した結果ひとつの可能性が浮上する。私たちは「グッドネイバー」という街にある「メモリー・デン」へと向かった。

 ここにいる「Dr.アマリ」は記憶に関する研究をしているため、その技術を使えばケロッグの脳から何かわかるかもしれない。そして、ヤツの脳には気になるものがついていたのである。

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 Dr.アマリは“死んだ脳から記憶を蘇らせることはできない”と言っていたが、ケロッグの海馬についていた「サイバネティック・ブレイン・オーグメンター」を見て眼の色を変えた。インスティチュート独自の技術が使われているこの機械さえあれば、記憶が読めるかもしれないというのである。

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 ヤツの記憶にはロックがかけられていたため、バレンタインの機能を利用することによって記憶を展開し、私がメモリー・ラウンジという機械でその中へ入ることとなる。自分が殺した相手の記憶の中に入ることになるとは……。なんとも妙な気分だ。

殺人者の歴史

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 無事にケロッグの記憶を読むことはできたが、それは私にとってつらいものであった。彼にもかつて妻や幼い娘がいたこと、そして悪人とはいえ理由があってそうなっていったことを客観的に見ると、殺した相手の姿が違って見えてくる。無論、記憶の中にはVault111での出来事もあり……。いや、もう思い出すのはやめよう。

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 そして、私は記憶の中でついにショーンを見つけることができた。ショーンはだいぶ成長しており、10歳ほどになっていたのだろうか。思わず声をかけそうになったが、その無意味さにも気づき胸が詰まる。仮に私の姿が見えていたとしても、ショーンにとって私は見知らぬ人でしかないのだろう……。

 記憶体験はつらいものだったが、収穫もあった。まず、インスティチュートはテレポートを使っているということがわかった。また、インスティチュートを裏切った人間が「輝きの海」にいるらしい。そして何より嬉しいのは、やはり息子が無事に生きているということだ。ただし、息子が“ファーザー”だか“父さん”の元に帰れると言っていたのは気にかかるが……。

放射能の海を超えて可能性へ

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 輝きの海は名前のとおり、放射能で輝いている場所である。水たまりに足を踏み込めば即死するかのような場所であるため、修繕したパワーアーマーを着て進んでいく。ケロッグを殺す際には頭に血がのぼってこれを使うことなどすっかり忘れていたが、こんなところで役立つとは。

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 巨大化したサソリ「ラッドスコルピオン」を退けつつ放射能の海を進むと、アトムを信仰する人たちの町へとたどり着く。こんなところに暮らすのは正気の沙汰ではないが、他人の趣味はどうでもいい。例の男がどこにいるか尋ね、ようやく目的の場所を突き止めた。

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 インスティチュートを裏切った科学者「バージル」は、スーパーミュータントであった。追手から逃げるためこんな場所にいるようだが、その放射能に耐えられる体質は隠れるのに適していたのだろう。また、理性を保っているのも我々としては幸いである。

 はじめこそケロッグの手下が来たのかと驚いていたバージルだが、事情を話すと協力してくれることになった。もしインスティチュートに侵入するのであれば、殺人ロボットである「インスティチュート・コーサー」のチップを手に入れる必要があるらしい。そして、そいつはC.I.T.の廃墟にいる。……殺すのであれば人造人間のほうがまだ気楽か。

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『Fallout 4』冒険者の手記 #4「ケロッグに死を」

探偵の知恵と犬の能力

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 「ニック・バレンタイン」という探偵を助け出した私は、彼の事務所へ向かい事情を話すことになる。Vault111で何が起こったのか。あの出来事を思い出すのはつらいことだが、目的のためならば胸の痛みくらいには耐えねばならない。

 さて、バレンタインは人造人間であり、インスティチュートに作られた存在である。はじめはその事実に驚いたものの、好んで人殺しをするような輩でもなく、今世間を騒がせている人造人間とは違った旧式の存在らしい。また、優秀な探偵であり私の力となってくれることも間違いないようで、彼は誘拐犯が「ケロッグ」ではないかと目星までつけてくれたのである。

 ケロッグは危険な仕事すらこなす傭兵で、誘拐犯の禿頭や傷といった特徴が一致している。ヤツは厳重なVaultに潜り込んでくるようなプロでもあるし、事件がインスティチュートと繋がっている可能性があるとすれば、彼以外には考えにくいようだ。

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 ダイアモンド・シティーにはかつてケロッグが住んでいた家があるため、我々はさっそく調査へと向かった。家の鍵を手に入れるのに非合法な手を使ったが、まァ些細なことであろう。

 しかし、ケロッグの家にはこれといったものがなかった。隠し部屋が存在していたものの、そこにあるのはヤツが好んでいた酒や葉巻くらいのもの。……いや、ドッグミートがいればこれらのニオイからヤツを探すことができるのではないか?

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 やはりドッグミートはただものではない。見事に彼はニオイを追い続け、ケロッグが「ヘーゲン砦」なる場所に隠れていることを突き止めた。私は手元に十分な銃弾があることを確認し、殺意を込めて銃を握り砦に忍び込む。

遭遇と死

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 屋内では人造人間たちが防衛を行っており、ケロッグがインスティチュートと繋がっているのは間違いないことを知る。

 ケロッグはこちらが侵入したのをカメラで監視していたらしく、スピーカー越しにいろいろと話しかけてくる。その口調は私を脅しつつも諭すかのようなものであったが、もはやトリガーにかけた指を外す気はない。

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 スクラップと化した人造人間を乗り越え、殺人者であり誘拐犯の狂人と会うことができた。私はヤツにショーンの居場所を答えろと命令したものの、インスティチュートにいることしか聞き出せなかった。もとよりケロッグは詳しく教える気もなかっただろうが、そもそも私はヤツの眉間に銃弾を撃ち込みたくて仕方がなかったのである。

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 こうして妻の復讐は終わったが、気分が晴れることはない。どこにあるとも知れないインスティチュートにいる息子を思っていると、バレンタインが「夜の闇は濃くなったが、永遠には続かない」と励ましてくれた。夜が明けるまで、あとどれほどだろうか。

○ 『Fallout 4』冒険者の手記 #5「記憶と輝く海を泳ぐ」
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