2014/10/25
『サイコブレイク』は、ホラーとアクションが絡みぶつかり合う「サバイバル・ホラー」の集大成だった
サバイバル・ホラーとはこういうものなのだろう
Xbox One版『サイコブレイク』をひとまず一周クリアした。“サバイバルホラーの原点回帰”を目指し三上真司氏が手がけたという本作だが、3パターンで説明するとこうなる。
- ディレクターである三上氏のことを知っている人に対して br>
『バイオハザード』のあとに『ディノクライシス』を作った三上氏が、本作『サイコブレイク』を作った。 - 『バイオハザード』などは知っている人に対して br>
名前や発売会社、世界観や設定はまったく違うものの、このゲームは『バイオハザード4』の続編のようなものである。 - 特によく知らない人に対して br>
銃を撃って戦うホラー・ゲームとしては高品質だ。ただ、歴史を変えるとは言われなさそう。
要は、高品質なゲームながら、期待されていたほど革新的ではなく、むしろ過去の集大成に近いアクション・シューティングなのだ。おそらく宣伝との乖離を感じてしまうだろうが、ふつうのサバイバル・ホラー(あるいはホラー要素のある3Dアクション・シューティング)として見ればなかなかの作品だ。